世界で最も美しい花の絨毯の祭典
「ワールドフラワーカーペット2020」を、
アジア圏で初めて“東京”で開催します

  • 【ご挨拶】藤川靖彦

藤川靖彦
一般社団法人花絵文化協会
代表理事

一般社団法人花絵文化協会と株式会社インフィオラータ・アソシエイツは、アジア圏初となるフラワーカーペットの世界大会「ワールドフラワーカーペット」を、今春日本に誘致、5月30日(土)~6月3日(水)、今年3月に開業する高輪ゲートウェイ駅前特設会場で開催します。

当大会は、世界40ヵ国地域が加盟するフラワーカーペットの国際機関「Coordinadora Internacional de Entidades de Alfombristas de Arte Efimero(本部:スペイン・バルセロナ)」が、2006年より2年に1度開催するフラワーカーペットの世界大会で、8回目となる今大会は、アジア圏で初めて日本で開催されます。

日本は第4回大会のバルセロナ大会(2012年)より参加、同時に国際連盟にも加盟しました。2013年より理事に就任、以後、第5回ローマ大会(2014年)、第6回ノート大会(2016年)、第7回エルチェ・デ・ラ・シエラ大会(2018年)に、日本代表として参加しています。

今大会ではスペイン・イタリア・ドイツ・メキシコ・インド・チベット・韓国等、世界30ヵ国地域から、約160名の花絵師が来日、一般公募で集まった市民参加者約1000名とともに、30万本の花で、世界最大級となる約1400㎡(70m×20m)の巨大なフラワーカーペットを創作します。作品テーマは「Flower Peace -Flowers have no borders!-」。花を愛でる気持ちは万国共通。そこには人種や宗教、そして国境は存在しません。世界中の人々が、花を愛でる気持ちで世界を見渡せば、そこには差別や争いのない平和な人々の笑顔が広がります。1枚1枚(Piece)の花びらに、一人一人の平和(Peace)への思いを込め、壮大な花のピースフルカーペットを創ります。原画は鎌倉・室町時代に流行った“能楽”の一源流である「田楽」をモチーフに、ペイントアーティストのさとうたけし氏がデザインしました。

また今大会使用する花の一部は、東日本大震災、そして昨年の台風被害にあった、被災地の花農家を支援する“支援花”を使用、さらに使用した花は“資源花”として再生紙化。「お花のスケッチブック」として生まれ変わり、障がい児童のアートエデュケーションを支援します。今回は2018年・2019年に「東京インフィオラータ」で使用した花を再資源化した5000冊のスケッチブックを、東京都立の特別支援学校57校に寄贈、東京都教育委員会協力のもと、このスケッチブックに子供たちが描いた546点の作品の中より、審査で選ばれた8作品(入賞13作品)も、同会場で花絵として創作します。

「ワールドフラワーカーペット2020」は、寬仁親王妃信子殿下を名誉総裁にお迎えし、世界中の花絵師と、市民参加者とともに、世界で一番美しい花の絨毯を“東京”に敷きつめます。「ワールドフラワーカーペット」は、2020年のレガシーとして、2020年以降も継続開催を目指し、東京の新しい観光文化として育成していきます。

  • 【ご挨拶】VICENTA PALLARÈS CASTELLÓ

Coordinadora Internacional de
Alfombristas de Arte Efímero会長
Vicenta Pallarès Castelló,
presidenta de CIDAE
Creu de Sant Jordi

世界の花絵芸術のリーダー的存在である花絵師国際連盟(Coordinadora Internacional de Entidades de Alfombrista)は、今年5月29日から31日に東京の街で開催されるエフィメラル・アートの大会の準備をしています。指揮をとるのは我々の代表、才能ある花絵師かつインフィオラータ・アソシエイツ・ジャパンの社長でもある藤川靖彦氏です。3大陸10か国の27団体が参加して行われる文化的、社会的に非常に重要なイベントであります。
参加する全花絵師が一団となって行う1200㎡のカーペットの制作は、その素晴らしいデザインと複雑により非常に芸術的価値の高いものとなることでしょう。異なる国々の花絵師たちが制作を共有するのはこれまでなかった出来事であり、共存および我々を繋ぐ平和のシンボルとして私たちに希望的観測を与えてくれるのです。花とエフィメラル・アートによる言語というのは普遍的であるゆえ、このメッセージは訪れるすべての人々に届くことでしょう。
各国の技法を実演するワークショップや使用される様々な素材の展示も行う予定です。
関係機関の皆様、花絵文化協会、協賛の皆様、そしてこのすばらしいプロジェクトを実現させてくれた我々の仲間 藤川靖彦氏に深い感謝の意を表します。
5月30日・31日には是非私たちのイベントを訪れ、この巨大な芸術作品やワークショップを楽しんでください。私たちはこの素晴らしい東京の街を訪れ、私たちの芸術的才能を人々と分かち合えることを非常に嬉しく思っています。

間もなくお会いする日まで、友愛をもって。

Coordinadora Internacional de Alfombristas de Arte Efímero会長
Vicenta Pallarès Castelló, presidenta de CIDAE
Creu de Sant Jordi

La Coordinadora Internacional de Entidades de Alfombristas, referente del Alfombrismo mundial, prepara el Congreso de Arte Efímero en la ciudad de Tokio, para los días del 29 al 31 de Mayo. La organización va a cargo de nuestro representante Yasuhiko Fujikawa, alfombrista de gran talento y presidente de Infiorata Associates Japan. Un evento de gran importancia cultural y social que cuenta con la asistencia de 27 delegaciones de 10 païses distintos que pertenecen a tres continentes.
La confección colectiva de una alfombra de1200 mts. cuadrados por parte de todos los Alfombristas asistentes, será una experiencia de gran valor artístico por su precioso diseño y complejidad. Compartir la elaboración con al fombristas de distintos paises es un hecho inédito que nos llena de ilusión por cuanto significa como símbolo de la convivencia y la paz que nos une. Este mensaje llegará a todos los ciudadanos que nos visiten porque el lenguaje de las flores y del arte efímero es universal.
Ralizaremos talleres de demostración de las técnicas de nuestros países y una exposición de los diferentes materiales que usamos.
Nuestro más sincero agradecimiento a las autoridades, a Hanae Cultural Association, a los patrocinadores y a nuestro compañero Yasuhiko Fuijkawa por hacer posible este maravilloso proyecto.
Invitamos a todos y a todas a visitarnos el dia 30 y 31 de Mayo, para gozar de esta obra de arte monumental y de los talleres. Nosotros estamos encantados de poder visitar la magnífica Ciudad de Tokio y compartir cons sus gentes nuestras habilidades artísticas.

Hasta pronto, un abrazo fraternal.

Vicenta Pallarès Castelló, presidenta de CIDAE
Creu de Sant Jordi

Flower Peace
~Flowers have no borders!~

花に国境はない!
花を愛でる気持ちは万国共通、そこには人種や国境は存在しません。
世界中の人々が、花を愛でる気持ちで世界を見渡せば、
そこには差別や争いのない平和な人々の笑顔が広がります。
世界各国・地域を代表する160名の「花絵師」が東京に集まり、
1,000名の市民参加者とともに、
1枚1枚(Piece)の花びらに、一人一人の平和(Peace)への思いを込め、
壮大な花のピースフルカーペットを創り上げます。

開催名称 インフィオラータ世界大会「ワールドフラワーカーペット2020」
(Ⅷ International Ephemeral Art Congress Tokyo「WORLD FLOWERCARPET 2020」)
開催期間 2020年5月30日(土)~6月3日(水) ※花絵制作は5月30日
開催会場 高輪ゲートウェイ駅前特設会場
名誉総裁 寬仁親王妃信子殿下
総合監修 藤川靖彦(花絵師/国際連盟理事) PROFILE
主  催 株式会社インフィオラータ・アソシエイツ/一般社団法人花絵文化協会
共  催 Coordinadora Internacional de Entidades de Alfombristas de Arte Efimero
※フラワーカーペット国際連盟(本部:バルセロナ/スペイン)
助  成 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
特別協力 東日本旅客鉄道株式会社(イベント会場提供)
協  力 日鉄興和不動産株式会社(国際会議会場提供)/東京都教育委員会
協  賛 読売新聞東京本社/株式会社永谷園
後  援 東京都/観光庁/イタリア大使館/メキシコ大使館/イタリア政府観光局/港区/InterFM897
公  認

400年の歴史を誇る、イタリア発祥のフラワーフェスティバル。
その起源は市民が祝うフラワーシャワーであった。
フラワーカーペットは、イエス・キリストの復活祭から60日後の最初の木曜日に行われる「聖体祭」のイベントです。この日の前後は市民が教会までの道のりを花や種子等で宗教画を描き、その上を司教達が歩きお祝いをします。「神に捧げる芸術」と呼ばれ、ヨーロッパを中心に世界各国で盛大に行われています。
起源は13世紀、通りを行く司教達を、市民が花のシャワーで祝ったのが始まりと言われています。
約400年前、サンピエトロ寺院で花絵と進化、それが芸術へと昇華し、世界中の花絵師達が腕を競い合います。
今では国際連盟も組織化され、2006年より2年に1度、世界大会が開催されています。
フラワーカーペットの最大の特徴は、作品はすべて市民の手で創られること。
そして数時間、数日後には司教達の行進により崩されます。
そのため「エフェメラル・アート=儚い命のアート」とも呼ばれ、その瞬間の美しさを求め、多くの来場者が訪れます。

フラワーカーペットは、アーティストが創るアートではありません!
“市民”参加による、“市民”が創る、“市民アート”です!
フラワーカーペットの魅力は完成した美しい花の芸術を楽しむことはもちろんですが、一般の市民が参加し、見ず知らずの人たちがチームとなり、ひとつの大きなアートを創り上げることが最大の魅力です。
自分たちが創り上げた作品に多くの見学者が訪れ、感動を与え、写真を撮られ、メディアで紹介されることで、参加者は主役になれるのです。
またフラワーカーペットの世界ではアーティストを“マエストロ” と呼びます。参加者の気持ちをひとつにまとめ、1枚の絵を創り上げていきます。参加者はマエストロの指揮のもと、力をあわせて作品を創り上げていきます。フラワーカーペットは誰もが参加できる、究極の市民アートです!

①下絵
原寸大に引き延ばした線画を、道路上に貼り付けます。

②ぺタリング
バラやカーネーションなど、色とりどりの花を花びら状にし、色ごとに仕分けます。

③花絵制作
下絵の上に花やカラーサンドを置き、原画のデザインに合わせて色をつけます。

④完成
最後に水をかけ、花を定着させたらフラワーカーペットの完成です!

2年に1度開催されるフラワーカーペットの国際大会。
2020年5月にアジア圏初となる東京で開催が決定!
世界40か国地域が加盟する世界最大のエフェメラルアート国際連盟
「Coordinadora internacional de Entidades de Alfombristas de Arte Efimero」が主催するフラワーカーペットの国際大会。2年に1度、加盟国地域で開催され、参加国地域の代表が、それぞれの素材・技法を披露し作品を創るとともに国際会議も行われ、フラワーカーペットの普及を図ります。第8回大会となる2020年はアジア圏初となる東京での開催が決定!
東京オリンピック・パラリンピックを前に、世界の花絵師達が東京に集結、世界で一番美しい花の絨毯を敷きつめます。

第1回大会(2006年) Orotava(Spain)
第2回大会(2008年) Huamantla(Mexico)
第3回大会(2010年) Ponteareas(Spain)
第4回大会(2012年) Barcelona(Spain)
第5回大会(2014年) Roma(Italia)
第6回大会(2016年) Noto(Italia)
第7回大会(2018年) Elche de la Sierra(Spain)
第8回大会(2020年) Tokyo(Japan)
※日本は第4回大会より参加。

「東京インフィオラータ」事務局
〒156-0044 東京都世田谷区赤堤3-3-4
TEL:03-5355-0700(受付:平日10:00~17:00 土日祝祭日は休み)
FAX:03-5355-0888 / E-mail:info@tokyo-infiorata.com

※イベントは予告なく変更・中止になる場合がございます。予めご了承ください。